神岡鉄道 [②旅・鉄道]
神岡鉄道の前身、国鉄神岡線は1966年に開通しました。当時小学生だった私は「新線 神岡線」にぜひ乗りたいと思いましたが、機会に恵まれず40年、やっと乗る機会に恵まれたのは廃止6日前の2007年11月25日でした。
神岡鉄道の総力を結集した2両編成の気動車は満員の乗客を乗せて猪谷を発車。あえぐようにトンネルを登り、終点奥飛騨温泉口に15分遅れで到着しました。
車両はキハ20の足回りを利用、パワー不足が遅れの原因だったように思います。
終点奥飛騨温泉口駅にて
奥飛騨温泉口から飛騨神岡まで、神岡町内を歩きました。上空を一跨ぎする陸橋など、あと6日で廃止になるとは思えない立派な設備で驚くばかり。お別れ乗車ではなく遅すぎた新線探訪でした。
奥飛騨温泉口で、乗車を待つ乗客。神岡鉄道開業以来の賑わいだそうです。
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