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三江線から世界遺産石見銀山へ [②旅・鉄道]

石見銀山に行きました。
これぞ広島から石見銀山へのメインルート!
と、思って乗った芸備・三江線ルート

広島から5時間の「ゆったりほとんど貸切状態」の旅でした。

このコースオススメです。

0754 広島
(芸備線普通 三次行き)
0946 三次着 ↓手前は広島から到着したキハ47系2連。遠方切欠ホームに停車中のキハ120単行が三江線石見川本行き。


1002 三次発 
三江線を三次から江津へ、ひたすら江の川を下る。乗客は最多=三次発車時12人、最少=口羽付近3人でした。
↓ 粕淵を過ぎて江の川を渡り左岸側に出ると、極端に徐行区間が多くなる。この先30キロ規制


↓ このような名前の駅があるなんて知りませんでした。駅名板のバックは竹林です。

 
1207 石見川本着

↓ 石見川本駅前 営業中は自販機ばかり。淋しい!
ここは国や県の事務所が多く、平日はもかから賑わっているそうです。(後述運転手さん談)


1215 石見川本発
石見交通バス 大田バスセンター行きに乗車 途中2停留所目から乗客は私一人になる。
運転手さんから降車地など聞きました。
(要約)
① 10月に石見銀山駐車場前に、石見銀山世界遺産センターができた。銀山の概要を知りたいなら、ここのシアターを見るべし。
② 駐車場から町並み地区(大森代官所跡)へバスが15~20分毎に走り、さらに代官所跡から15分毎に龍源寺間歩までバスが出ている。
③ このバス駐車場から大森代官所跡までは満員になるだろう。
④ 昼食が食べられるところは町並みの中にそば屋が二軒。
④ 世界遺産になって多くの人が来るようになったが、ほとんどマイカーと観光バス。
⑤ 人は増え、玉造温泉は賑わっている。しかし地元に金は落ちない。

途中、ウリ坊(イノシシの子)の道路横断にバスは徐行するが、降車地の石見銀山駐車場前までバス停に人の影は見えず。
1255 石見銀山駐車場着  運転手さんありがとうございました。
バスを降りたところが石見銀山世界遺産センターでした。
↓ まずは世界遺産について ↓↓これ、わかりやすい説明です。


世界遺産とは、人類が共通に理解できる価値をつくることなんですね。

小さい頃はネッシーのお風呂かと思っていた「ユネスコ」について、詳しく知るきっかけになりました。

さて、話は石見銀山に戻って・・・・・
ガイダンスの映像を見た後、駐車場から五百羅漢そばのそば屋まで歩いて15分。
ここで遅めの昼食。

銀山川を上流に歩き、龍源寺間歩を目指しました。
↓ 下河原吹屋跡

 
精錬への計画的な燃料供給も石見銀山の特長
「石見銀山遺跡とその周辺では、かつて製錬に必要とされた膨大な木材燃料の供給が、森林資源の適切な管理の下に行われたことにより、今日でも豊かな山林を残しています。」(石見銀山HPより)

↓ 龍源寺間歩 の手前にある 福神山間歩

↓ 龍源寺間歩前 満員のマイクロバスが15分毎に行き交う。
  吹屋跡、精錬所跡などゆっくり見ての徒歩コースがおすすめです。

 
↓ 上写真の橋右側に立っている看板

↓龍源寺間歩入口

 

↓ 龍源寺間歩内部 本杭から直角に伸びた支坑が無数にある。ここは広い方で高さ1m程度

龍源寺間歩から大森代官所跡まで帰途も歩く。
↓ 途中、清水谷精錬所跡に立ち寄る

↓ 上の地図「現在地」の位置から トロッコが走っていたそうです

遊歩道を下って町に戻る。

↓ 町中の電線、地中化工事の真っ最中。

大森代官所跡でバスを待ちながら地元のおじさんと雑談
(要約)
① 世界遺産になったので電線を地中化しているのではない。地中化していたら世界遺産が決まった。
② 世界遺産は数年前に申請して、半ば忘れた頃に突然決まった。
③ 決まったら突然観光客が増えた。
④ これだけの訪問者は人口450人の集落には荷が重い。私は50代後半だが集落では若手です。
⑤ 若者が帰ってこないかって? 帰ってこないだろう。
笑顔は絶やさず、されど結構深刻な話でした。

1610 大森代官所跡発
(石見交通バス)
1625 仁万駅前 ↓小さな駅の列車到着前、今乗ってきたバスとタクシーが1台ずつ。懐かしい光景だ。


1645 仁万発 ↓キハ125系2連出雲市ゆきに乗車。

出雲市接続最終「やくも」~最終「名古屋のぞみ」と乗り継ぎ、その日のうちに京都まで帰りました。


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