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北近畿タンゴ鉄道 一日券の旅 [②旅・鉄道]

「まるごと丹後乗り放題きっぷ」で北近畿タンゴ鉄道(以下KTRと略)の旅を楽しみました。2月11日、くもり時々激しいみぞれの天気、せっかく立てた予定も「お天気任せ」で随時変更となりました。

気の向くままにいつでも行き先変更できるところが、「一日券」の魅力ですね。特にKTRは特急自由席も乗り放題なのが嬉しい。

↑特急が来た  いくつになってもわくわくする瞬間 木津温泉にて 

京都を出たのは5時45分。西舞鶴駅で乗り放題きっぷを買いました。

切符として使っている間は、ポケットに入れたら顔を出すし、財布にしまうとリボンが邪魔・・・ずいぶん中途半端なサイズの切符だと思っていました。

役目を終えた瞬間に「しおり」であることに気付きました。

今度から丹後の旅には本を持って出かけよう!

↑10:19久美浜駅

久美浜は、明治初期の3年間、県庁所在地(久美浜県)でした。

400年前からの豪商稲葉本家を訪ねました。

今は京丹後市が管理し、無料で見学できます。管理人さんと思しき方に話しかけたところ、案内していただくことになりました。いつしか聴衆も増え、約1時間詳しく説明していただきました。

  • 稲葉家は稲葉一鉄の子孫。糀屋から始まり、沿岸交易から金融を手がけ豪商に。
  • 母屋は120年前、奥座敷は180年前の建造。ケヤキの扉、十数メートルの桁丸太、サクラの床、マツの面皮柱等々立派な木材ふんだんに。
  • 二つの庭。ひとつは母屋の前で新たに設置で佐野藤右衛門作。奥座敷の庭180年前からずっと庭。岩の上にヒノキが生えている。

等々・・・・・

ありがとうございました

↑ お雛様を展示中でした。十畳間いっぱいに並べられた豪華なもの。

12:02久美浜発

12:17木津温泉

駅周辺は「かに」の看板でにぎやか。この雰囲気に誘われ下車して地酒買いました。この駅がにぎやかと言うより、他の駅が寂しすぎる。にぎやかなショッピングセンターは駅と駅の間にある。もっと駅前がにぎやかになれば自然と乗客数も増えると思います。

13:19木津温泉発 丹後エクスプローラに乗車

 

↑ 横断歩道奥の小さな橋は、オール木製です。KTR車内より (丹後大宮~野田川)

野田川、天橋立で下車。いか徳利を手に入れて。酒と徳利をぶらさげ帰途につきました。

 

 ↑ 天橋立 ここまで電化。JR乗入れEC特急と線内DC特急の接続駅となっています


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京都市営地下鉄 駅名募集 新駅名を考える旅 [②旅・鉄道]

京都市営地下鉄東西線で、新設の(仮)西大路駅と(仮)天神川駅の駅名募集の車内広告を見かけました。

選定基準は、(1)わかりやすく,親しみやすいもの (2)駅の所在地にふさわしいもの (3)京都市営地下鉄の他駅の名称と調和するもの。

これはおもしろい!と、軽い気持ちで考え出したのですが、けっこう難問で現場に出向いて考えることになってしまいました。市バス1日券500円也。う~ん交通局の思うつぼにはまっていく自分に苦笑。

 1 西大路駅(仮称)の場合、約3km南のJR東海道線に同名の駅があります。これまで地下鉄は四条、五条、丸太町、十条の4駅が京阪・近鉄と「違う場所の同名駅」で、日常でさりげなく混乱を招いています。仮称の西大路では、この混乱の原因を一つ増やすことになるので避けたい。所在地の地名を取れば「西ノ京」。交差点名を取るなら「西大路御池」。

私は、市内中心部「碁盤の目の交差点」の地下鉄駅は、バス停名と合わせた方がいいと思います。鉄道の駅名としては多少長くなりますが、現実にその長い交差点名が地名になっているので、むしろわかりやすく、それが京都の特長です。また、ネット検索を考えれば、全国唯一の駅名の方がいい。例えば、九条駅は奈良にも、大阪にもあり、何かとややこしい。

こうした「思い」も込めて、新駅名は「西大路御池」が良いと思いました。

さらにこの際、

鞍馬口→烏丸鞍馬口(これで鞍馬方面への誤下車も防げる!)

今出川→烏丸今出川

丸太町→烏丸丸太町

四条→四条烏丸

五条→五条烏丸

九条→大石橋

十条→十条烏丸

に改称してはいかがでしょう。

 

2 天神川駅(仮称)の場合は、新駅所在地の地名を取れば「太秦」。これは同駅名が京福電車とJR山陰本線に、それぞれ離れた場所にある。交差点名を取るなら「天神川御池」。また嵐電最寄り駅なら「蚕の社」。

ちなみに新駅周辺は地下鉄開通に併せて再開発が行われ、右京区役所や、京都市交通局がここに移転するようです。

そうなると、開通後は右京区の中心的位置になるので、それを見越した命名がが良いと思います。

「天神川」でも悪くありませんが、JR西日本(広島県)に同名駅があるので、ここはズバリ 「右京」 でどうだ!

 

↑ まとめるとこうなります。昔の市電の路線図に似てきたかな?

 

 ↑天神川(仮称)駅 工事現場の完成予想図。嵐電との接続はこうなる。

↑ 蚕ノ社駅から新駅方向を望む。ブルーシートの工事現場が新駅。


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沖縄都市モノレール [②旅・鉄道]

路上電車 沖縄都市モノレール

       

  • 儀保駅(終点首里の一つ手前)から那覇空港方を望む。市立病院前~首里間は連続する登り坂。ホームは展望台のようでした。

 

 

     

  • 首里から駆け下り、儀保駅に到着する那覇空港行き。

 

 

      

  • 首里~儀保間を歩きました。道路のグリーンベルト上をモノレールが走っています。屋根より高く、排ガスもなく静かに走り去るモノレール。環境への影響は少ないと感じましたが、道路からの景色は「さっぱりわや」でんなあ。

   

 

  • こんな標識あり。標識の下が曲がっている。よく考えてみると、これ

けっこう怖い!

 

 

 

     

  • 駅舎は本当に道路の上にありました。クレーン車はたたんで走りましょう。   儀保駅にて

 

あなたの街は路面電車派?それとも路上電車派?

路面電車の長所=モノレールの短所

  1. 駅(停留場)の乗降が楽。電車の姿が見えたらすぐ乗れる。モノレールはホームに上がるのに時間がかかる。電車の姿を見たときはもはや手遅れ。
  2. 路面電車は車両をケバケバにしない限り、景観上問題にならない。モノレールは街路からの圧迫感あり。
  3. どう考えても道路上に線路を引く方が安い。モノレールは土地代はかからなくても設備投資・駅の維持管理費がかかる。
  4. 路面電車はネットワークの形成が容易で発展性あり。分岐が簡単にできる。繁華街に電車が集中しても閉塞のない路面電車は何とかさばける。モノレールの分岐は「大仕掛け」で、両渡りポイント上ではすれ違いができない。面的なカバーは支線を作るよりクネクネの線形にした方がいい。
  5. 路面電車は故障してもすぐに降りることができる。モノレールからの脱出はレスキュー隊頼み。

 

モノレールの長所=路面電車の短所

  1. モノレールは自動車の影響受けず、ダイヤ正確。路面電車は交通規制でいくらか改善できるが、どうしても遅れは出やすい。
  2. モノレールは、とにかく存在感あり。路面電車よりも、地下鉄よりも、新交通システムよりも。乗車中の展望抜群!街が遊園地になったみたい。
  3. 川の上も利用でき、急勾配も可能。路面電車が川の上を走ることは、モノレールより大変だろう。
  4. モノレールは無人運転可能。路面電車は路面を走る限り運転手必要。

 

那覇の街とモノレールの相性はバッチリだと思いました。観光客にも魅力的で、多少くねくね走ってもライバルがバスだけなら安泰ですね。

京都はモノレールより速い地下鉄など鉄道網が張りめぐらされ、市街地では景観への配慮が必要。路上電車よりは路面電車の方がいいと思いました。    

 


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神岡鉄道 [②旅・鉄道]

神岡鉄道の前身、国鉄神岡線は1966年に開通しました。当時小学生だった私は「新線 神岡線」にぜひ乗りたいと思いましたが、機会に恵まれず40年、やっと乗る機会に恵まれたのは廃止6日前の2007年11月25日でした。

神岡鉄道の総力を結集した2両編成の気動車は満員の乗客を乗せて猪谷を発車。あえぐようにトンネルを登り、終点奥飛騨温泉口に15分遅れで到着しました。

車両はキハ20の足回りを利用、パワー不足が遅れの原因だったように思います。

 

終点奥飛騨温泉口駅にて

奥飛騨温泉口から飛騨神岡まで、神岡町内を歩きました。上空を一跨ぎする陸橋など、あと6日で廃止になるとは思えない立派な設備で驚くばかり。お別れ乗車ではなく遅すぎた新線探訪でした。

奥飛騨温泉口で、乗車を待つ乗客。神岡鉄道開業以来の賑わいだそうです。


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京福北野線 [②旅・鉄道]

京福電車北野線は、単線で10分間隔の運転です。3本の電車が、途中「鳴滝」と「竜安寺道」の2カ所で交換しています。

 以前は8分間隔でした。5本の電車が、途中「常盤」、「御室」、「等持院」の3カ所で交換していました。確か北野白梅町は交互発車で、いつ行っても電車が待っていた記憶があります。

 多すぎるように感じる交換駅ですが、いくつかの運行パターンに対応できるようにつくられている事がわかります。

8月12日、帷子ノ辻から北野白梅町へ、「かぶりつきの旅」を楽しみました。

↓ 帷子ノ辻 現在は嵐山線も北野線も10分間隔。四条大宮行き、嵐山行きが相次いで到着した後、北野線が発車します。

↓ 帷子ノ辻発車。右側の行止り3番ホームには電車が1本昼寝中。

 

↓ ホームを離れたところ。右側に事業用車が留置されています。ここに置いておけば、どこでもすぐ行けますね。

↓ 左へ大きくカーブして、JR嵯峨野線をアンダークロス。JR太秦駅はすぐ西(写真では左側)にあります。正面にJRの電車がいますが、住宅の壁とよく似た色で保護色になってますね。

↓ 常盤駅進入。

↓常盤発車。常盤~鳴滝は複線です。8分間隔の時はこのあたりですれ違っていたと思います。

↓鳴滝停車直前。行き違う電車はすでに鳴滝駅を発車しています。

 ↓ 鳴滝発車。再び単線に。

↓ 鳴滝~高雄口間。左右の緑は桜です。春は桜のトンネルで、電車に乗りながらお花見ができます。桜のライトアップ、室内灯消して徐行運転・・・なんてサービスもありました。

↓ 高雄口 ワンマン化の時に帷子ノ辻方面行きのホームがカーブ右側に新設されました。これは白梅町方面行きホーム。

↓御室。交換駅ですが、10分間隔ダイヤでは交換はありません。

↓ 妙心寺 ここもホームは上下分離です。

↓ 竜安寺道 行き違い列車が待っています。 

 ↓ 竜安寺道を出ると、すぐに等持院の駅が見えてきます。

↓終点北野白梅町接近。駅は3面2線です。

↓ 駅構内にある市バスの案内板。東・南・北へ、バスが多数走っています。


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富山ライトレール [②旅・鉄道]

森林鉄道の帰りは日本海回りでに乗車しました。富山駅近くに車を止めて、岩瀬浜往復。けっこう賑わっていて往路の「かぶりつき」は子供達の特別席になっていました。
 復路は空いていて、童心に戻り特別席を楽しみました。

↑① 岩瀬浜駅 電車とバスの接続 便利よさそう!


↑② 車内の案内表示です


↑③ 大広田駅入線 ここに車庫がありました


↑④ 奥田中学校前 右側のポイントは、将来の複線化のため・・・・


↑⑤ 奥田中学校前~インテック本社前 数百メートル進んだら再びポイントが。
  複線化はごく短い。京福北野線 常磐~鳴滝のような使い方をするのかな?


↑⑥ 富山駅北 けっこう賑わってます。


↑⑦ おなじみの富山地鉄富山市内線 同じ路面電車でもこちらは「こってり味」ですね。


↑  富山駅東側のボウリング場に駐車しました。ボウリングやったら4時間無料。
  富山ライトレール富山駅北まで徒歩10分。
  それにしても名前がすごい
  ちなみに、富山ライトレールの駅名にもなっている「大阪屋ショップ」にも広い駐車場がありました。

   


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旧加悦鉄道2号機関車重要文化財指定記念シンポジウム [②旅・鉄道]

1月14日(土)、暖かな雨が降り続く中を京都から普通列車を乗り継いで宮津まで行って来ました。

基調講演
講師:小池 滋さん(英文学者・財団法人日本ナショナルトラスト評議員)
演題:鉄道遺産保存のあり方
 2号機関車重要文化財指定、これは到着点ではなく出発点。
 イギリスの鉄道から学ぶ二つのポイント。
① 先人が残してくれた産業文化財を後世が受け継ぐ姿勢は、お手本にしたい。
 →「鉄ちゃん」だけでなく、法隆寺や桂離宮を大切に保存するのと同じ感覚で地元の遺産保存に携わる人々の存在が望まれる。
② 鉄道遺産保存の単位は個人であって、大きな組織に頼るのではなく、助け合ってできる範囲で無理をしないでやる。その方が長続きする。えらい人や大企業に頼むと、やがてえらい人が興味を失うこともある、倒産することもある。

パネルディスカッション
テーマ:地域産業遺産の保存・活用と新展開に向けて
地元パネラーの話題が印象深く、2号機関車の歴史を身近に感じました。
○戦後間もない学生時代の6年間加悦谷から宮津に通う。当時、一日二本の列車は、ほとんど毎日2号機関車が牽いていた。給水を途中の四辻駅で行っていたため、長い停車時間。そのとき機関士になぜ2号機関車ばかり使っているの聞いた。その答えは2号機関車は、夜に古枕木を一本ボイラーに入れておけば朝すぐに火が回って効率が良く、使いやすい機関車とのこと。それが長く使われた理由ではないか?(パネラー)
○2号機関車はかつて「行川アイランド」に移す計画があったが、潮風で持たないとの反対意見があって取りやめになった。あのとき移さなくて良かったと思う。(会場から:OBの方?)

感想
①小池 滋さんの講演はじめて聞きました。鉄道が趣味でよかった!という余韻。
②保存鉄道については厳しさを実感しました。
③会場は満員。埋め尽くしたのは日本冶金の制服パワーでした。イギリスの例はお手本として、日本の保存鉄道は企業が本気になって、鉄ちゃんを集め、それを見て地域が脇を固めるといった構図じゃないでしょうか?
その意味でも第一歩は成功かな?


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